1日目は夜だったのでよく見えませんでしたが、ホテルはこんな感じです。周りは完全に住宅街。なので、あまりお店とかありません。
ちょっと早めに目が覚めたので、ホテルの周りを探検に。実は、部屋の窓から桜らしき木が見えていたので、それを見に。
見た目は桜なんですが・・・
花はなんだかちょっと違う気もするし、何と言っても匂いがすごい。
あちこち見ていると、実がなっていました。そうです、アーモンドの木なんです。実はアーモンドは桜と同じバラ科で、木の肌もそっくり。花も似ていますが桜より早く咲きます。時々アーモンドを早咲きの桜と思っている人もいるくらい。
一通りホテルの周りを散歩したパパとママは、いったん部屋へ戻り、娘を起こして朝ご飯へ。野菜はトマトがメイン。東南アジアの旅行ほどには野菜は少なく、ハムとチーズが豊富にありました。
朝ご飯のあとは、連泊なので荷造りもなくバスでマドリード市内観光へ出発です。バスから町を眺めています。
マクドナルドやケンタッキーなんかも普通にあります。都会ですね。
スタバもダンキンコーヒーもあります。おしゃれな町並みです。
車窓から色々眺めつつ、第1降車ポイントのスペイン広場に到着。ここは、ドン・キ・ホーテの作者セルバンテスの像があります。他のツアー客も何組か来ていました。定番コースのようですね。
ちなみに、スペイン中にスペイン広場という名前の広場がたくさんあるようです。
再びバスに乗り込み、王宮へ。地下が駐車場になっていて、めちゃくちゃ狭い通路にぎっしりとバスが入っています。で、地上にあがると王宮前広場という感じ。
この像は、もともと肖像がだったのをモデルである王様が気に入って、銅像にさせたらしい。ただ後ろ足だけで立つのは難しく、ガリレオに計算してもらってようやく出来たとか。多分、前の方は中空だろうね。
他にもたくさん像が置いてあるけど、けっこうざっくりした彫刻。どうも元々屋根の上にあげる予定だったので下から見ても分かりやすいように強調したデザインになっているらしい。
そんな感じで一回りみて、バスに戻ったところで駐車場の様子を。これだけキッチリつめてるのにバックで出るなんて。
さて、マドリードでは、白いボディに赤の斜線はタクシーの印。スペインは流しのタクシーがいて手を振れば停まってくれるそうな。ヨーロッパの他の国ではあまりない事らしい。また、回り道やぼったくりなどもなく安心して乗れるとの事。
町並みがかっこいい。なんていうか、かっこいい。日本でこれをやるとニセモノっぽくなるけど、こっちだと本物なんだよねぇ。
これはソル広場の近くにある国道起点の標識。道路はもちろん右側通行だけど、ロータリーをうまく使ったり左折(日本で言う右折)をしなくて良いように設計されていて、混雑はあまりない。日本もこうすれば良いのにっていうアイデアも結構あった。
そうこうしているうちにプラド美術館に到着。ここの美術館、ほんとうにすごい。作品点数はルーブルとかのほうが圧倒的に多いけど、有名作品の割合ではプラドがダントツじゃないかな?しかも、すべての展示作品が正当に取得されたものというのも、この美術館の自慢らしい。
残念ながら、写真はとれないので、気になる方はマドリードまでどうぞ。あるいはインターネットで。
ほとんどの作品がさわれる程近くまで寄って見られるし、ガラス越しではなく裸で展示されている。日本では考えられない。あと、絵をスケッチしているおじさんがいたけど、スケッチはいいのか?
一通り全員で見て回ったあと、すこし自由時間。ショップでお土産等買う。トイレも行ったところで表へ。午後の自由時間にもう一度入りたい人は、受付で再入場スタンプを押してもらえばまた入れるらしいが、一応見ようと思っていた絵はすべて見られたのでよしとする。
で、集合場所の近くに停まっていたパトカー。国産車じゃないのね。
再びバスで、昼食場所へ向かう車窓から蚤の市開催中のにぎわいが見える。昔は結構な掘り出し物があったりした見たい。
今ではそれなりの物がそれなりの値段でというのならあるらしい。むしろ、スリやひったくりにあわないようにと言われたのでやめておく(笑)
そんなこんなで、お昼ご飯のお店に到着。パエリア!
前菜が三種類あるっていうから、一つずつチョイス。パパはムール貝。
ママは豆のスープ。
娘はコロッケ。
ムール貝は、見た目から想像した通りの味。豆のスープは見た目悪いけどなかなか美味。コロッケはとってもクリーミー。クリームコロッケではなくて、マッシュポテトのクリーミーなやつをコロッケにした感じ。
前菜を突っついていると、パエリアが大鍋で登場!
しかも2つも!
このツアーは28人と添乗員さんの29人だから、鍋がおおよそ15〜6人前ってことだね。
(2人ドタキャンだったらしいから、ひょっとすると2人分多い目なのか?)
おじさんがなれた手つきで取り分けてくれる。八宝菜のウズラ卵のように、ムール貝の貝殻はきちんと入れて行く。
この辺りの仕事ぶりを見ていると、結構スペイン人はきちんとしている。基本まじめなんだな。
この後デザートが出たけど、写真とり忘れ。
で、食事の後は自由行動。勝手にホテルまで帰りなさいって感じ。
添乗員さん、手書きの地図やら地下鉄の乗り方やらを書いたコピーを配ってくれる。
で、もういらないのにイヤホンガイドを付けている娘。これ結構いいね。ガイドが大声出さなくてもみんなに聞こえるし。修学旅行の引率で使えば、静かに説明できるなぁ。
で、とりあえず自由行動なので、ソル広場へ向かう事にする。すると、
なんだか著作権的にあやういパフォーマー発見。
この日は日曜日という事もあって、色々なパフォーマーがいました。
サンリオの人が見たら泣くかも。
この広場、かなりのにぎわい。こういう場所には紙コップをもったジプシー風物乞いさんが多数いたり。ガイドさんからもジプシー風の人はスリだったりもするから気をつけろと言われる。
ま、移民には職がなく(ってかそもそも不景気なんだし)犯罪に走りやすいって事みたい。島国だとそうでもないけど、陸続きだと人はどんどん入ってくるからね。
さて、このイチゴノキによっかかる熊は、マドリードの紋章にもなっています。
なので、マンホールのふたにも熊の絵が。
京都のマンホールも、もう少し考えても良いかも。
ぶらぶら歩いていると、美味しそうなお店発見。ちなみに、スペインはイタリアと近いのかと思ったけどそうでもなく、パスタを食べようにもあまり置いてない感じです。
さて、お土産物でも見ようかと、百貨店的なお店へ向かいます。東南アジアとは違って物価が安いわけではないので、服とか靴とか結構高いものも。なので、どんどんエスカレーターを上るとおもちゃや雑貨のフロアに到着。
バービー人形のお友達シリーズに、「Japon」と書かれた箱を発見。色々と残念な感じだけど、侍よりはましか?
おもちゃで作られたジオラマ。マドリードは内陸なので、海へのあこがれがあるのかも?
お皿や食器関係。色がすごく奇麗。
今日の夕食はついてないので、食料品売り場を見に。でっかい野菜がずらり。スペインは食料自給国なので、なんでも国内産。しかも安いね。うらやましい。
足とわかる形で売られているハム。切り売りも、まるまんまもOKみたいね。
よく海外物のホラーゲームなんかでこん棒の形をしたハムがあって武器になったりするけど、実物みて分かった。
こんなんでたたかれたら、そら痛いわ。
日本では、最近でこそチーズ売り場も充実してきたけど、これみたらまだまだやなって思う。お肉屋さんとか魚屋さんと同じ規模でチーズ屋さんがあって、相談しながら量り売りしてるのね。
さて、サーモンのサンドイッチやら水やらコーラやら買い込んで、ホテルへ戻る事に。
せっかく地図も書いてもらったし、地下鉄を使う事に。どこまで乗っても1人2ユーロ。自動販売機で切符を買う。クレジットカードも使えるし、なかなかいい感じ。なんで均一料金なのにタッチパネルで駅名を選ぶのかは不明。
実はこの地下鉄、ドアはあけないと開かない。車掌さん(と思うんだけど)が操作すると、日本と同じくぷしゅーみたいな音はするけど、このレバーをあげないと開かない。
誰もおりない車両はドアを開けない。保温のためかなぁ?
結構、簡単にホテルまで帰り着いて、歩き疲れたこともあってバタンキュー。
夜に起きて、シャワー浴びて、サンドイッチ食べてから、再びバタンキューで、マドリードはおしまい。
明日からは、タイガース風に言うと死のロードが始まる訳です(そんな大げさなものではない)。
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