3日目:マドリードからアンダルシア方面へ - 山中家の旅行記録

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3日目:マドリードからアンダルシア方面へ

朝ご飯は昨日と同じなので、省略。トマトのグリルが美味しかった。

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最初のうちは、高速道路の沿線に集合住宅なんかが見えていた。結構土地がありそうに見えるのに、集合住宅が多い。

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そのうちに、畑なのか空き地なのか草地なのかという風景が増えてきた。

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そう思ってぼーっと見ていたら、新幹線らしき電車が走っているのを発見。慌ててとるも、うまく写らず。

本日まず訪れるのは、世界のサフランの大半を生産しているというラ・マンチャ地方にある白い風車のコンスエグラという街。

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風車の上の部分は、風向きに合わせて回せる様になっている。風車の後ろにあるつっかえ棒みたいなのをみんなで持ってまわすらしい。
こんな高台の行き止まりまでバスで上れるっていうのもすごいね。

で、バスのタイヤをなにげなく見ると、

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スロバキア製だった。多分日本では見る事のない生産地表示やね。

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風車の丘を後にして、しばらく行ったところでトイレ休憩。
スペインの運行規則では、1時間以上走行したあと停車してから走行すると、次の停車では30分以上停まらなければ行けないらしい。
なので、お土産なども見て回る。

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この辺りが、ドン・キ・ホーテの書かれた場所らしく、中庭に人形があったり。
しかし、いい天気です。

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道路の向かい側のお土産屋さんを物色しにいった女性陣が戻ってきます。

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バスは昼食場所に向けて、ひた走ります。これだけ土地があるなら・・・と思っていたら、やはりありました。太陽光発電です。

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この辺りは田舎なのか、畑が広がっています。遠くに太陽電池が見えたり、太陽光集光装置みたいなのがあったり、風力発電のでっかい風車がいっぱい回っていたり。

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さて、昼食場所につきました。今日は夕食がフラメンコなので、昼は軽い目です。

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他の参加者の事を勝手に書くのは良くないので書きませんでしたが(結局書くんですが)、28名のうち、我が家ともうひと家族が3人参加で、残りはすべて2人参加です。
すると必然的に、偶数席テーブルにおさめるには、その3人家族を2つセットにするのが早い訳で、ほとんどの食事でご一緒させて頂きました。

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まずは野菜のスープ。細いパスタの短く切ったのが浮き実として入っている感じ。

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続いてイカのイカスミ煮。イカスミが生臭いかと思ったけど、全然平気だった。

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デザートにはスペイン風ミルクプリン。わざわざスペイン風というだけあって日本のとはちょっと違う。

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食事のあとは、コルドバ市内観光。メスキータとユダヤ人街の散策。まずは、ローマ時代に出来たという橋を渡って、メスキータのある方へ徒歩で渡る。

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中庭に入って、鐘楼を見ながら説明を受けつつ。

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栄光の門という入り口の右側には紋章があるんだけど、

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左にはない。これは、ローマ法王の紋章があった場所で、交代するから外されているそうな。そのうち新しい法王の紋章が入るとの事。

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中に入ると、紅白のアーチが柱に支えられている、その柱が無数にあるような空間が広がっている。
写真は撮り放題なので、頑張って撮ったけど、何せうす暗いのでうまく撮れてない。
きれいな写真は、グーグル先生に「メスキータ」と一声かければいくらでも出てくるので、そちらで(笑)

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天井には杉材が使われているらしい。日本の杉とは感じが違うね。

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イスラム教のモスクだったところを「レ・コンキスタ」でキリスト教の教会に改築?したので、文様のある天井もあります。

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そこが、普通の教会と大きく違う部分。エキゾチック。

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カトリックについて詳しい訳ではないけど、どうも異教の物に対しては冷たい宗派みたいです。
がっつりキリスト教にしてしまっている部分も結構あります。
1000本以上あった柱も、現在は800本台みたいですし。

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床に黒い石のはまっている部分があって、いわゆる墓石だったもの。もう中身は移転しているらしく、上を歩いてもOK。
まだお墓として生きている部分にはロープを張る等入れない様にしているらしい。

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ちょうど、イースターの直前だったので、教会的にはお祭りの準備ってことで、普段はないものがあったりします。

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この辺の雰囲気も、なんともエキゾチックですね。

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この辺、広すぎて、自分がどこにいるのか分かっていませんでした。

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中央礼拝堂。この辺は、大々的に柱をなくしてキリスト教風に改造した部分です。カルロス5世も工事をOKしたものの後に嘆いたとか。

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大きなパイプオルガンが、

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左右に1台ずつあって、それぞれに何人もの人がいないと演奏できないとか。

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とにかく、すごいですね。時間があっという間に過ぎる感じ。メスキータだけで1日とっても十分だと思いました。

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再び中庭に出てくると、回廊の壁に昔の天井板が。何年か前に、オークションで数枚売ったらしい。経費捻出のためだそうで。

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ここからは、ユダヤ人街を散策です。

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花の小径をぬけて振り返って鐘楼を見るのが定番らしい。

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別の場所からも。この鐘楼がコルドバで一番高い建物だそうで、どこからでも見えますね。

さて、名残惜しいわけですが、コルドバを後にしてセビリアに向かいます。およそ140km。
夕食はフラメンコを見ながら。その後ホテルに帰って、本日の予定は終了です。

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前の方に座ると、汗とホコリが飛んできて食事どころではないと聞いていたのですが後ろの方だったので安心。

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前菜に、ほうれん草と豆のソティ。日本のソティとは違ってほうれん草はとけそうな感じでくったくた。
でも美味しかったですよ。

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メインディッシュの写真を撮り忘れたくらい、フラメンコは面白いですね。
リズムで訴えてくる系のダンスなので、分かりやすいと思います。
一応、上演中は撮影ご遠慮ってことで、最後のところだけ。

長い一日でしたし、結構歩いたので、この日もバタンキュー状態でした。

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