さて、夕食は - 山中家の旅行記録

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さて、夕食は

そうこうしているうちに18時になり、待ちに待った夕食の時間である。
夕食は部屋で食べるようだ。よくあるなんやかんやの和えたものなどのお盆と、かに酢、刺身、固形燃料系のものがでた。
「あれ?」と、二人は思った。3万5千円にしては、えらくさみしくないか?と
まあ、とにかくおなかもすいていたので、食べ始めると、食べおわるころにも続きがくるわけで無く、だんだん心配になる。
しばらくして、仲居さんがやってきた。神戸牛のステーキである。
このステーキ、先ほどの固形燃料系のなべの代わりに鉄板を乗せ、自分で焼くのである。好みの焼き加減で、焼き立てが食べられるあたり、なかなかやるではないか。
またしばらくして、今度は揚げ物と蒸し物がでてきた。
最後に、小さいお釜で炊き込み御飯を炊く。これも固形燃料系で、その場で炊く。炊きたてをすぐに食べられるし、ちゃんとおこげもある。
最初の心配は無用であった。二人ともおなかいっぱいだ。
よく、温泉宿ではこれでもか的な料理が出るが、向陽閣の場合、適量に加え贅を尽くしてあり、なかなか満足であった。

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