バーチャル山中家

インターネット上にある我が家です。他愛もない事を書いています。

タクシーを上手に乗る方法 その3
「タクシーの運賃」

京都のタクシーの運賃は、全国的に見て安い方だとは思うけど、バスや電車に比べたら高い(あたりまえ)

さて、京都のタクシー運賃は、京都市域地区自動認可運賃によると、小型車では、A(上限)運賃の初乗り640円からH(下限)運賃の570円まで、8段階の運賃がある。
中型車、大型車、特定大型車についても、同様に8段階の運賃が定められている。
もちろん、自動認可以外の運賃を申請して認可をもらうことも可能だけど、手続きが面倒なので、事実上ない。

この中で、一部の個人タクシーを除けば、A運賃、G運賃、H運賃の3種類と思って間違いない。
A運賃は、いわゆる小型で640円のタクシー。ヤサカグループはこのA運賃。
G運賃は、10%安いと書かれている小型が580円のタクシー。都さんとMKさんがこれ。
H運賃は、12%安いと書かれている小型が570円のタクシー。アオイさんとかエコロさんとか、その他多数。

これだけだと、初乗りが安い=結果安いとなるんだけど、そうはいかないのが難しいところ。
よく「MKさんに乗ったら、結局ヤサカさんより高かった」という苦情?を聞くけど、これがその勘違いによる場合がある。
この場合、多くはMKさんが道に迷ったということではなく、MKさんの中型とヤサカの小型を比べているのだ。
ヤサカの小型は640円から始まる。MKさんの中型は590円から始まる。一見するとMKさんが安い。
でも、MKさんはG運賃なので、中型の場合590円から始まって373mごとに80円加算される。
ヤサカはA運賃なので、小型の場合640円から始まって385mごとに80円加算される。
つまり、いずれ運賃が逆転する。

さらにややこしいのは、遠距離割引。
最低限9000円を越えた分の1割は割引がある。これは、どのタクシーでも絶対ある。
それ以外に、5000円を超えた分が3割引、5割引というのを見かける。
実際には、1000円単位で1割引単位の設定が可能だと思うけど、概ね3種類のようだ。
また、洛東さんと関西さんが深夜割引を廃止したので、夜11時から翌5時の順位は昼間と違う。
あと、ETCを搭載しているかどうかで、高速道路に乗った場合の高速料金も違う。
(厳密には、停車しないから、時間メーターも変わるが、誤差の範囲)

というわけで、自分の行き先によって、もっとも安いタクシーを選択するって言うのは、なかなか難しい。
確実なのは、ワンメーターの距離なら、ドアに書いてある値段の安いタクシーが安いってこと。

ヤサカグループのタクシーは高いけど、・・・高いけど安心と言われるようにがんばらねば。
そう思って、日々仕事しています。
そのためには、会社ももうちょっと協力してほしいなぁというのが、本音。
それについては、またの機会に。

タクシーを上手に乗る方法 その2
「タクシーを呼ぶ場合」

タクシーというのは、乗るために大きく分けると2つの方法があります。
1つは、道で手をあげたり、タクシー乗り場に並んで、そこにいるタクシーに乗る方法です。
もうひとつは、電話などで予約したり、呼んだりして、そこに来たタクシーに乗る方法です。
で、今回は、「タクシーを呼ぶ場合」ですので、後者の方について。

私が乗務しているのは、京都で一番台数の多い法人タクシーグループである、ヤサカグループのタクシーです。
075-842-1212へ電話すれば、近くのタクシーがすぐに参ります。
(混雑やその他の理由により、お待ちいただくこともありますので、ご了承ください)

まずは、電話で注文する場合のご注意。
「今からすぐ来てね」という場合は、そのようにご注文ください。
インターホンや玄関から声をかけるか、着きましたとお電話を入れるかもご指定ください。
お迎えのための料金は頂きません。
ただし、お声かけ、または到着のお電話から5分が経過しますと、待ちメーターが入ります。
お早めにお乗りください。

そうじゃなくて、「15時30分に迎えに来てね」という場合。
もちろん、そのようにご注文ください。
通常、ご注文時間の5分前までに到着して、お声かけ、またはお電話をします。
お迎えのための料金は頂きません。
ただし、指定いただいた時間から、待ちメーターが入ります。
お時間までにお乗りください。

その他、喫煙できる車と禁煙の車がありますので、それもご指定ください。

あと、交代時間や、燃料の残量などの問題もあるので、遠方へいかれるケースでは、それもお知らせ下さい。
遠方だと知らずに無線を取ってお迎えに行ったタクシーが、交代時間や燃料の残量の理由でお供できないとなると、そこから代わりの車を手配することになり、余分にお待たせすることになります。

最後に・・・
これは、まぁ本来書くべき内容ではないですが、本音部分ってことで。

通常の流し営業のタクシーは、手をあげたときに、そこにいます。
そこにいるからタクシーが拾えるわけで(笑)
でも、タクシーを呼ぶ場合、当然そのタクシーはどこかから来ているわけで、最初から目の前にいるわけではありません。通常5分程度の距離を走ってきます。
混雑時や配車が立てこんでいると、より遠くから向かう車もあります。
そのことを少しで良いので思いやってください。
言葉は悪いですが、「無線で呼びつけて、乗って、偉そうにすぐそこの行き先を告げ、すぐそこなのにタバコを吸って、降りる」っていうお客さんが、めったにないですけどあります。
私は怒りはしませんが、ちょっと配慮のない人だな・・・とは思います。
お客さんにしたら、「タダで乗せろいうてるわけやない。金払ろてる。」という気持ちはわかりますけどね。
お迎え料金があった時代ならいざ知らず、今お迎え料金は頂いていませんので、なるべくなら迎えに行く距離以上のって頂けると、ありがたいです。こちらも商売ですので(笑)

タクシーを上手に乗る方法 その1
「行き先の告げ方」

せっかくブログを書いているので、運転手から見た、タクシーを上手に乗る方法について、いろいろ書いてみたいと思います。
運転手として困ったケースや助かったケースが、そのままお客さんのコツとして利用できると思うからです。

記念すべき第1回は、「行き先の告げ方」です。

よく、乗るなり、「あ、ここまっすぐ」と言ったっきり、黙ってしまうお客さんがいます。
これ、困っちゃうんですよね。
こういう場合、私は、「どのくらいまっすぐ行きましょうかねぇ」などと、すこし冗談めいた感じで聞きます。
2車線以上ある道路で、左車線から急に右折とか、右車線から急に左折は出来ないので、最終的な行き先がわからないと、運転がしにくいのです。
お願いですから、最終的な目的地を最初におっしゃってください。

もちろん、経由する場所やつける向きも、遠慮なく言ってください。
例えば、百万遍からお乗りになって京都駅に行きたいけど、途中河原町三条で一人乗車する。途中で乗る人が足が悪いので渡らせたくないから、河原町通の西側につけて欲しいというケース。
そういう風にわかっていれば、木屋町を下がって河原町蛸薬師の信号へ出て北上し、ご乗車いただいて、三条で右折するなり、御池から回るなり出来ます。

あと、行き先が近くだからといって、遠慮は要りません。はっきりお告げ下さい。
流しているタクシーは、近いからといって文句はいわないはずです。
(ただし、乗り場で長時間待っているタクシーに近い行き先を告げると、運転手によっては嫌な顔をされるケースはあると思いますので、お気をつけ下さい。)

個人的に、好きな道、嫌いな道がある場合、それもおっしゃってください。
中には過去にその道で事故にあったので、とおりたくないというお客さんも、実際あります。
解決策がある限り、ご希望に添えるようにいたします。

で、観光で京都へいらっしゃった方にお願い。
京都の中心部では、町名番地を言われても、大抵わかりません(笑)
最近では通り名を表記しなくても郵便が届くようになりましたが、タクシーは届かないのです。
お持ちの資料がある場合は、運転手にお見せください。
ない場合も、お調べしますので、遠慮なくご相談ください。

次回は、「タクシーを呼ぶ場合」の予定です。