バーチャル山中家

インターネット上にある我が家です。他愛もない事を書いています。

マタニティ日記/その20 何か大きなものが・・・

12月13日 出産までについて

痛みは、5分間隔から3分間隔になった。腰がくだけるような痛みが波のように来る。ダンナはオロオロしながらも、腰をさすったり押したり、約4時間近くがんばってくれた。これが大変役に立ったし、ありがたかった。

朝6時に両親に電話し、付き添いがダンナから母親に交代したころ、痛みは最高潮になった。もはや呼吸法で痛みをのがすこともできなくなり、ラマーズ法の呼吸の合間に、「いたいよー」 「おなかがわれるよー」と、さんざん周りの人に訴えたりして大騒ぎをしてしまった。ひたすら、体に力が入っていきんでしまわないようにするのが精一杯で、痛みの合間に「お茶・・・・」 というくらいしか言葉も出ない。

ところが、朝9時にDrの診察をうけ、いきんでもよいと許可が出てからは、その前の苦しみがうそのように楽になり、痛みに合わせて2~3回いきめるようになった。痛みと痛みのあいだに助産婦さんと世間話をして笑ったりできるほど、本当に楽にいきみの時期をすごせた。

10回位痛みの波がきたころ (時間にして1時間程度)、いきんでいると 「はい、もういきむのやめて」 と助産婦さんに言われ、「えっ?」と思っているうちにズルッと何か大きなものが出た。そしてさらに 「えっ?えっ?」と思っているうちに、おなかがぺしゃんこになり、産声が聞こえ、助産婦さんの 「生まれましたよ」 の声が聞こえた。

・・・午前10時40分。最初の陣痛から約8時間で、山中 楓ちゃん(♀)が誕生した。

マタニティ日記/その19 「話がちがう!」

12月13日 陣痛について

前回のマタニティ日記で 「手術の体験レポートをやります」 と大々的に宣言したけれど、できなくなってしまった。というのも、手術日の前に突然陣痛がきてしまったのである。

11月24日、夜中の2時30分ごろから、腹痛が強くなってきた。はかってみると、すでに5分間隔。出血もしてきた。ちょっと不安になって、ダンナをつついて起こすことにトライしてみたのだが、彼はガーガー眠っている。痛みはますます強くなるばかり。病院にTELすると、すぐ来るようにとのこと。本格的にダンナを起こした。

・・・と、ここまではまだ余裕があった。話をしたり、笑ったりする元気もあったからだ。「まあ、この程度の痛みなら楽勝だな」 と思っていた。まだ、手術をしてもらえると思っていたのだ。この後、私は大いに後悔することになる。

この時点では、まだ、両親に連絡せずにいた。夜中に起こすのは気がひけたからである。病院について診察がすんだら、すぐ陣痛室へ。ダンナもちんちくりんのガウンを着て、陣痛室まで入ってきてくれたので、2人で痛みを乗り越えることになった。

この時Drがひとこと。
「陣痛もちゃんときているので、手術はやめにして、このまま自然分娩で行きましょう。」 ダンナと私は顔を見合わせた。お互いに思ったことはただ一つ。「話が違うじゃないか。陣痛や分娩に対して心の準備がなにもできていないのに!」

・・・そして、いわゆる "生みの苦しみ" が始まった。

マタニティ日記/その18 出るに出られなくなっていた我が娘

11月22日 出産予定日について

出産予定日は11月20日。しかし、多少下腹に張りは感じるものの、特に陣痛らしき痛みはやってこない。元々、「1週間は遅れるはず」 とは言われていたが、子供も大きくなりすぎていた為早めに産まれるであろうという、期待は見事に外れてしまった。

そして、11月21日、妊婦検診に行って、実際に子供と私の骨盤の大きさを確認する為、レントゲンを撮った。な・・・なんと、恐れていた事が実際に起こってしまったのである。腹の中で大きく育った我が娘は、もう骨盤の穴より大きくなり、出るに出られなくなってしまっていたのであった。要するに、頭がひっかかって出られないのだ。そりゃいつまでたっても子供がさがってこないはずである。

あれだけ苦労して1日に2時間近くも歩き、子供をさげようとした私の努力をどうしてくれるんだ、という感じ。というわけで、来週帝王切開術を受けることになった。手術室で仕事をしていた時は、特に何も思わず帝王切開術の介助をしていたものだが、自分がその手術を受けるとなると、また別の感慨がある。術後は傷が痛むだろうな・・・とかね。

出産まであと1週間と決まったが、入院中のできごと、手術中のできごとも体験レポートしますので、乞うご期待。

マタニティ日記/その17 たとえ気休めでも

11月16日 安産のお守りについて

もし友人が出産するとしたら、出産のお祝いは何にしようかと、まず私なら思うし、機会があれば(?)安産のお守りでも・・・と思う。

お祝いについては、何がいいかとあらかじめ聞いてくださる方が多いので、大変ありがたい。本当に必要なものをおくっていただくのが、一番うれしいからだ。ところが、いくつあってもたいしてじゃまにならんと思う安産のお守りは、誰もおくってくれない。ま、お守りを買うのには普通神社へ行かなきゃならないし、そんなしんきくさい所へは行くついでもないのだろうが、それにしても1つもないとは、あんまりじゃないか。

・・・という訳で、自分で安産のお守りを買った。以前に伊勢にドライブした時、夫婦岩を見に行ったのだが、そのすぐそばの神社で買ったのだ。特に安産に対して霊験あらたかな神社というわけではないのだが、それでもないよりましだろうと思って・・・それ以来、母子手帳などといっしょに、わりと大切に扱われている。

考えてみれば、私も実際に友人の妊娠・出産に対して、本当に安産のお守りを買ってわたしたのなんて、ごく少数だったなと思い当たる。「そのうち、そのうち」 と思っているうちに、いつのまにか産まれているってことが多いのだ。自分の経験をふまえて、これからは必ずお守りを手渡そうと決心したのだった。

たとえ気休めでも、もらえればちょっとうれしいもんね。

マタニティ日記/その16 りかママの懺悔

11月3日 喫煙について

臨月になって、子供も予想以上に腹の中で大きくなったので、ここでひとつ懺悔をしよう。

これまでも、力仕事をしたり、手術室の中をドスドス走ったり、あんまりよいことはしてこなかったのだが、ある程度自分で意識的にセーブはしてきたつもりである。しかし、どうしてもやめられなかったのはタバコであった。高校生のころから喫煙習慣のある私は、ほぼ1日15~20本ペースでタバコを吸う。自分ではヘビースモーカーだとは全然思っていなかった。「妊娠したら、しばらくやめよう」と、漠然と考えてはいたが、こういうことは固く決心しておかないと、確実にそれまでの習慣に引きずられてしまうようだ。最初のころは、友人達も「やめたほうがいい」 と親切に忠告してくれていたが、このごろは言っても無駄なのがわかったのか、何も言わなくなった。実家の親でさえ何も言わない。 こうなってくると、こっちも少しは気になって、人目につく場所(ファミリーレストランや喫茶店など)では、ほとんど吸わなくなった。しかし、家にいると以前と同じなので、結局本数はほとんど変わらない。

喫煙による早産、未熟児出産の可能性は、本当にとても高いものである。私がこういうのもなんだけど、禁煙する時は固い決心をしてからにしましょうね。(あんまり、説得力がなくって、スイマセンねぇ)

マタニティ日記/その15 風邪をひいてしまった!

10月25日 薬について

これまで、何の問題もなく妊娠期間をすごしてきた私なのに、なんと35週に入ったこの期におよんで風邪をひいてしまった。のどの痛みと咳と鼻水。幸いにも熱が出なかったので、体が参ってしまうということはなかったのだが、この時期咳はかなりつらい。腹にひびくし、うかつにくしゃみでもしようものなら、腹に力が入って子供が生まれてしまいそうだ。

看護婦の私がこんなこと言うのもナンだが、普段なら 「風邪には売薬(薬局で売っている薬のこと)が一番」と、薬局でパブ*ンを買うのだが、妊娠中は勝手に薬を飲むわけにもいかず、しぶしぶ夜に病院へ行った。当直のドクターはイヤな顔もせず産科のドクターに連絡をとり、妊婦でも飲める薬を処方してくださったので、とてもありがたかった。翌日耳鼻科を再受診したが、耳鼻科のドクターも産科のドクターに連絡をとってくださった。抗生剤と漢方薬をもらったが、これで徐々に快方にむかっている。

もっと妊娠初期のころだと飲める薬がなくて、つらい思いをするところだったと思う。当直のN田先生、耳鼻科のN山先生、H田先生、どうもありがとう。がんばってよい子を産みます。

マタニティ日記/その14 リサイクル大作戦!

10月9日 赤ちゃん用品の準備について

私にはありがたーい友人がいる。同期の同僚で女の子を3人も産んだ Jさんである。

私は彼女が子供を産んだ後、軽い気持ちで 「マタニティウェアとかベビー用品とか、全部ゆずって」と言っておいた。そのころ、私は結婚はしていたものの、子供を産む予定は全くなかったので、本当に軽い気持ちで言ったのだ。彼女も軽い様子で「うん、いいよ。」 と言ってくれたので、会話はあっさりと済んでしまい、その後はお互いになんとなく忘れたようになってしまっていた。 私は、その後もしばらくは子供を産むつもりはなく、のほほんとすごしていたのだが、ある日彼女が私に向かってこう言った。「りか、子供産むつもりないんだったら、もう、ベビー用品処分してもいい?じゃまでしょうがないんだけど・・・。」

なんと彼女は律義にもあの時の軽い会話を覚えていて、私のためにマタニティ用品やベビー用品をきちんと保管しておいてくれたのだ。私が彼女にもうしばらく待ってもらうようお願いしたのは言うまでもない。

そして今年の夏、妊娠5ヶ月くらいに、彼女のところへ用品を引き取りに行った。ベビーバス、ベビーベッド、ベビーサークルはもちろん、衣類やぼうし、靴下に至るまでたくさんのものが保管されていた。それをありがたくいただいてきたのである。

あとは、足りないものを補充して買い足すのみ。私の両親は、初孫のためにあれこれ買い物をするのを楽しみにしていたらしく、私の 「リサイクル大作戦」が今一つ気に入らなかったようであるが、補充分の買い物で満足してもらおうと思っている。半年もすれば使えなくなるベビー用品の準備は、リサイクルで十分だと私は思っている。

やっぱり、持つべき物は友人だなぁと、強く感じたのだった。

マタニティ日記/その13 親の心、子知らず・・・

10月4日 胎児の成長について

最近は2週間に1回の割合で病院を受診している。産科にはいろいろ便利な機械がたくさんあり、それをながめているだけでもわりと楽しいのだが、その中でもエコーの画面がいちばん楽しい。胎児の様子がすごくよくわかるだけでなく、頭の大きさや足の骨の長さから、今何週程度の大きさかとか、出産の予定まで計算してくれるすぐれものである。

ところで、私の腹の中の子は、最初 「小さ目ですから、1週間か10日くらいは予定日から後ろへずれるでしょう。」 と言われていた。ところが、今回受診してみると、 「大きくなってますね。だいたい37週くらいの大きさです。」 と言われてしまった。

おいおい、私はまだ妊娠33週なんだぞ。4週間分も先に大きくなってしまってどうするんだ。腹の皮がもたないじゃないか。おまけに「体重は2100gぐらいです。」とまで言われてしまい、このまま40週まで腹の中に居座られると、400g近くなるんじゃないかと大変不安に感じている。私は、2500gの正常値スレスレでの出産を期待していたのに、はかない夢となってしまったようだ。なかなか、親の思うようには子供は成長してくれない。胎児の今でさえこうなのだから、生まれてから先のことが思いやられる。

余談だが、エコーで胎児の顔を見ている時、たまたま口をポカッとあけてあくびをしたり、首を振って 「イヤイヤ」 をしたりしていた。手を口元へもってきたりもして、なかなかかわいらしいしぐさが見られた。あのエコーの機械、ぜひ家庭に1台備え付けたいシロモノである。

マタニティ日記/その12 ベビーオイルでも十分なのさっ。

9月27日 妊娠線について

8ヶ月も終わりに近づくと、腹は急激にせり出してくる。皮もパンパンに張ってくる。初産のせいなのか、元の体型がそうなのかはよくわからないが、私の腹は、服を着ているとそんなには目立たないのだが、脱ぐととんでもないことになっている。(のぶお:「わたし、ぬいだらすごいんです」っていうやつか・・・) ここで気になるのは、妊娠線である。

急激な皮下組織の伸展に対応できずに、断裂が起こってしまい、線状の跡が残るというもの。こんな跡が残ってしまったら、出産後元の体型に戻っても、人様の前で脱ぐこともできなくなってしまう。(ダンナの前でしか脱がないんだから、別にどーでもいいんじゃないか、という意見もあったが・・・)

そこで私は、5ヶ月のころから、妊娠線予防のマッサージを行っている。それ専用のクリームも売っている(¥2,000くらい)のだが、わざわざ買いに行くのが面倒だったので、スーパーマーケットでも売っている、ジョンソンベビーオイル(¥500)を購入して、入浴後塗り始めた。今のところベビーオイルは効果があるようで、妊娠線はひとつもできていない。ようするに、皮膚にうるおいを与えていれば、ごたいそうなクリームでなくても効果があるということなのだろう、と、納得することにした。

ところで、うちの病院の産科のドクターが、「妊娠線が出てない人は、比較的お産が軽い。・・・ような気がする。」 と言っていた。ウソかホントかはわからないが、ついそんな言葉に頼ってしまうほど、ナーバスになっている今日このごろ。ちょっと先行き不安である。

マタニティ日記/その11 生活計画をきちんとたてよう!

9月21日 産前休業について

9月26日から産前のお休みに入る。私の職場では、前8週間、後8週間の休みが保障されており、出産予定日をはさんで112日間休むことになる。その後、引き続き育児休業をとることができ、これは子供の1歳の誕生日の前日まで。とってもとらなくてもいいのだが、特に金銭的に困るわけでもないので、半年くらいはとるつもりでいる。

さて、あと3日間で仕事を一時休業するとなると、そのあと何をしてすごせばいいのか、少し不安になる。子供が産まれてしまえば、子供に手がかかるだろうから、退屈することも無いだろうが、子供が産まれる前は?うまく計画を立てておかないと、8週間すっと昼寝してワイドショー見ておかし食べてすごしてしまいそうだ。(そしてその結果、ブクブク太るのよね、きっと。)

現在のところ計画しているのは、

  1. 家の大掃除(この家に引っ越して4年間、まだ一度もやっていない)
  2. たくさんあるジグソーパズル(すべて わちふぃーるど もの)
  3. 古本屋めぐり(散歩もかねて)
  4. ホームページの原稿書き(最近、キッチンと書庫をさぼっているから・・・)

これで、8週間退屈せずにすごせるのかなぁ。出産前は、実家に帰らないつもりでいるので、ダンナもなんやかんやと手を煩わしてくれるだろうと期待してはいるのだが。