バーチャル山中家

インターネット上にある我が家です。他愛もない事を書いています。

その39 Go!Go!頭足人!

おえかきについて
けっこうアキっぽい娘が、このごろ何だか熱心に絵を描いている。

これまではなぐり書きばかりで、保育園の作品展に行って娘の絵を見ても「なんじゃこりゃ」的なものであった。
そしてそのなぐり書きに「お母さん」とか「消防車」とかタイトルがついている。
児童絵というのは奥が深いのだなぁと感心するやらあきれるやらで、ちっとも理解できなかった。

ところが、近ごろの娘の絵はひと味ちがう。
何だか形になってきているのだ。

まず紙いっぱいに丸を描く。
その中に2つ小さい丸を描き、これが目である。
そして大きい丸のまわりに線を4本生やす。
これが手足である。

だれでも、子供の絵で顔(頭部)にいきなり手足が生えている絵を見たことがあると思うが、これが有名な(?)「頭足人(とうそくじん)」である。
子供の絵は、なぐりがき→丸→頭足人→胴体のある人間と発達過程をたどる。
娘は順調に成長しているようである。
そしてアキずに何枚も何枚も頭足人を描いている。

ところで私が見るとどれも同じように見える絵も、娘はちがうテーマで描いているらしく、「これはママの絵」「これはアンパンマンの絵」「これはパパ」など説明をしてくれる。
「ふんふん」とわかったような顔をして説明を聞くが、紙にはどれもムンクの「叫び」の絵に似た頭足人が並んでいる。
これがママなのかぁ...。
こんな「叫び」顔に見えているのかなぁ...。
ちょっと悲しかったりして...。

その38 週末には娘と花を買って...

買い出しについて

mama038.jpg

土日のどちらかに食料品の買い出しに行く。
我が家では1週間分の食糧を休日にどかっと買うので「買い物」ではなく「買い出し」である。

娘もわりと機嫌よくしている事が多い。
ただし彼女は試食が目当てで、途中で買い物カート(子供いす付)から勝手に降り、人でごったがえす通路をひとりでちょこまか移動していく。
私やダンナがやっとおいつくと、ウィンナーの試食コーナーのまん前に立ち、もの欲しそうにおばさんを見上げていた。
「穴があったら入りたい」というのは、このような時の気持ちだろうなぁと実感。

...と、このようにいつもの買い出し風景なのだが、このごろちょっとした楽しみを見つけた。

いつも行くスーパーは入り口のところに花屋がある。
場所柄切り花が多く、なぜかすごく安いのだ。
両手にいっぱい荷物があっても必ず花を買うことにしている。

どれにしようかなぁと迷うのも楽しい。
この花は温度が難しいから...と思った花が意外に長くもったり、この花は水かえるだけでいいから...と思った花が翌日にはダメになったりでなかなか思うようにならない。
それもまたいいのだけれど。

我が家のキッチンのシンクのそばにはいつも何かしら花がある。
私にとってささやかなヒーリングである。
近ごろは娘も花選びに参加している。
彼女がどのような好みで花を選んでいるのかはナゾだが、このあいだなんかエンジ色の小菊の束を持って「これにする」といった時は、のけぞってしまった。
もっと子供の目をひくようなきれいで派手な花がいっぱいあるのに...。

今、キッチンでは娘が選んだピンクのチューリップと、ダンナが選んだ白いグラジオラスが仲良く並んでいる。

なんだか少しうれしい気分になる。

その37 「あり」かもしれない...

ハンディビデオのありがたさについて

「娘の記録は写真で残すつもりだ。」
娘が生まれた時に 私は そう宣言し、我が家にハンディビデオはない。
(ダンナの動画がとれるデジカメはあるが、たった15秒なのでビデオ効果はあまりない)
ところが 今回 ハンディビデオのありがたさがよーくわかったので それを報告しよう。

10月初旬の土曜日と言えば運動会である。
私はこの日、学会で出張中だった為、運動会に参加できなかった。
見に行ける時はそんなに意識しなかったような事も、行けないとなるとすごく気になるものである。
「ダンナは親子競争の内容がちゃんとわかっているだろうか」、「娘はおゆうぎで、ぼーっとつったってるんじゃないだろうか」、「こけずに走ってくれればいいけど」など競技のことだけでなく、「Tシャツにつけたアンパンマンのワッペンは娘は喜んでくれただろうか」なんて どうでもいいじゃん的なことまで気にかかった。

さて、出張明け。
ダンナとその両親はビデオをちゃんと撮って私に見せてくれた(ちなみにダンナの両親宅にはハンディビデオがある)。
画面の中で娘がちょこちょこ走ったり、不完全ながらも一生懸命おゆうぎをしたりするのを見て、なんだかジーンとしてしまった。

こういう記録の残し方も「あり」かもしれない。
これまであまり興味のなかったハンディビデオさんに対して一言。
「これまで好きになれずにごめんね。そしてありがとう。」

その36 2度目の海外旅行

海外旅行について

9月のはじめにシンガポールへ行った(旅行記参照)。
このごろ夏の旅行は9月の方が混んでいるのか、これまで関空を利用したなかで一番の混雑だった。

お嬢様はごきげんで、空港でスーツケースを押したり、ホテルでベッドをトランポリンにしたり、屋台でモリモリごはんをたべたりして大はしゃぎ。
ただし、赤道直下の国であるため、日中は暑い。
それだけが御不満であったようだ。
(どうも彼女は暑いのは苦手らしい。冬生まれのせいか?)

今回の旅行で一番心配したのが、飛行機の時間の長さとトイレであった。
飛行機ではごはん(幼児食)をたべて、行きも帰りもほとんど寝てくれてたすかった。
せまいエコノミーの座席を3つも占領して眠るので、大人はちょっとつらかったが。
トイレについては、シンガポールはトイレ事情がまずまずよい(チップおばさんもいないし)のでOK。
荷物からおむつがなくなると気分的にも重さ的にもだいぶ楽になる。

これも旅行記に書いたが、Tシャツ手洗い大作戦は思ったより成功だったので、これから行かれる方は是非マネしてほしい。
ただしこれは子供用のTシャツに限る。
子供用のちっちゃい物だからこそ手軽なのであって、大人用は手軽にできず気が重くなるばかりなのでやめておいた方が無難だろう。

しかし、若干2才にして 海外へ2度もいっているなんて すごいよなぁ。
私の子供の頃なんて 海外旅行したことある奴なんて皆無に等しかったのに...。

なんだかなぁー。
ちぇっ。

その35 「夏だっ!プールだっ!」

水遊びについて

(注:りかがこれを書き出したのは夏だったようだ。受け取ったのは秋だ。)

プールの季節になった。
娘も大きくなってきたことだし、家の前で使うビニールプールを購入。
娘の強い要望で、アンパンマン絵柄で 2,980円也。

さて、休みの日は朝から半分水をはっておき、水をあたためる。
水が冷たい場合は少しお湯を足すようにしている。
娘はじゃじゃ~んとばかりに水着で登場。
この水着は男の子用のレスリングウェアタイプで、とてもかわいい。

そして、水遊びがはじまるワケだが、これがなかなかおもしろい。
たいていはお砂場セット(ゼリーカップやプラスチックのシャベル等)とお風呂セット(ジョウロ等)をもちこむ為、プールの中には色んなおもちゃがプカプカしている。
その中から、その時の気分に合ったものをピックアップしていくらしい。
ある時は、「ジュース屋さん」でゼリーカップにひしゃくで水をつぎまくっていたり、又ある時は「牛乳屋さん」で、バケツに入れた水をひしゃくでただただひたすらかきまわしていたりする。
私に「飲め」と強要するのを除けば、楽しい平和なひとときである。

ところがひとつ彼女には困った「クセ」がある。
服を着たまま水遊びをさせると、タオルやお茶をとりに家の中に入った1~2分の間に、必ずパンツを脱いでしまうのだ。
そして、脱いだパンツを水をはったバケツに入れ、グルグルかきまわして満足げに「せんたくき~」と叫んでいる。

私は目が点になった。
たしか保育園のプールはみんなパンツ一丁で入っているはず。
そこでもパンツを脱いで、一人だけ素っ裸で遊んでいるのではないだろうか...。
なんてはずかしい事...。
女の子なのに...。

母の悩みは尽きない。

その34 「ママだって疲れてる時もあるのよ!」

仕事と育児について

娘は2歳半。
やんちゃざかりである。
(男の子にくらべると女の子はまだましらしいが、私は男の子をもったことがないので比べようがない)
何か言っても 「いやだ」 を連発し、それがひどくなると聞こえないふりをする。
こっちの言ってることは理解した上でわざと反対のことを言って楽しんでいる。
はっきり言ってこれはムカつく。

仕事がまだ比較的ヒマで、体力的にも精神的にも余裕がある時は笑って対応できるが、心身ともにくたくたの時は、 「いやだ」 攻撃に耐えられない。

私は (大人になってだいぶマシになったが) 元来キレやすく、他者を攻撃しだすととめどない性格である。
それが娘に対しても顔を出してしまう。
手は出さないが悪態となって口から出てしまうのだ。
一応後になって後悔するので、必ずその時娘にあやまるようにしているが。
(娘もわりと快くゆるしてくれる。今のところは。)

ダンナにある時言われた。
「利加、口悪い。楓がまねする。」
私はそれでまた内心キレてしまった。
そりゃあなたはいいわよね。
仕事が遅ければ(疲れてれば)娘とかかわらなくても済むんだし、ニコニコの時しか相手しないんだし・・・・・・。
でも口には出さない。
だってダンナはいろいろ協力してくれているのを知っているから。
保育園への送り(毎日)、洗濯物ほし(毎晩)、娘をねかしつけてて夕食が遅くなっても文句を言わずに待っててくれるし。
よくできた夫なのだ。

私がもっともっとポジティブシンキングできればいいんだろうけど、疲れてる時はそうもいかない。
仕事してるときもオン、家でもオンの状態じゃ全然休まらないし逃げ場がなくてつらい。
仕事もそろそろしおどきなのかしらとガラにもなく思う今日このごろである。

その33 「注射に行こう!」

予防接種について(その2)

これまでにもママ日記の中で予防接種について書いてきたが、先日また予防接種に行ってきたのでそれについて書こうと思う。
予断だが、娘は2000年3月末に、とうとう水痘にかかってしまった。
熱はほとんど出なかったが、ブツブツが花ざかりに出た。
法定伝染病は、かかった本人もかわいそうだが、まわりの大人も急に休みをとらなくちゃいけなかったりで、かなりつらいものがある。
・・・というわけで、今回はおたふく風邪の予防接種である。

娘は基本的に 「医者に行く」 のが好きである。
受け付けで呼ばれるとうれしそうに診察室にかけこんで行く。
親としては大変楽だ。
ひと通り診察がすむと、アルコール綿でゴシゴシと上腕をこすられる。
それでも娘は 「何すんの?何すんの?わくわく♪」 って感じでドクターの顔を見ていた。
 「じゃ、ちょっと痛いよ~」 ここでわ~んと一声・・・・・・と思っていたら、娘はうんともすんとも言わない。
私はちょっと心配になって 「楓?」 と呼ぶと、彼女は私を見あげてニカッと笑った。
今度はドクターの方が心配になったらしく、注射針の刺入部を確認したりしていたが、針はまちがいなく娘の腕につきささっていた・・・・・・。

以上、今回の予防接種の様子であった。
次回は風疹の予防接種の予定。
どんなリアクションをしてくれるか楽しみである。

その32 「楓語録」

言葉・単語について

前回会話についてふれてみたが、言葉についてはまだまだおもしろいエピソードがいっぱいある。
今回はそれについて書こうと思う。

難読熟語、難解熟語などという言葉があるが、娘の場合は 「難解単語」である。
何度も聞き返し、シチュエーションを想像し、似たような言葉をさがさなくてはならない。
単語の中の1文字がいれかわっているような簡単なものから、ニュアンスしか合致しないような難しいものまで様々である。
いくつか例を挙げてみよう。

おすくり → おくすり (簡単) はからんぼ → はだかんぼ (やや簡単) あしゅむに → おやすみ (やや難しい) へこぶるた → ヘリコプター (難しい) 意味がわかれば、その舌ったらずな言い方もかわいらしいのだが、理解するまでが大変である。
特に 「へこぶるた」 は長いこと理解できずに放ってあったのだが、ある日公園で娘と遊んでいたときに、謎は氷解した。

「あっ、へこぶるた」 といって娘が指さしたそのはるか彼方には、ヘリコプターが飛んでいた。
私はのどにつっかえていたモチが胃におちていった時のように、はればれとした気分になった。

このごろは、関西弁(京都弁)も使いこなす。
「~やんか」 「あかん」 等の基本的な関西弁はもちろん、「~しはった」 という京都独特の言い方もマスターしているようだ。

ダンナは娘の言い方やイントネーションが私そっくりだと言って笑う。
彼はもうすぐ 「も~、パパちゃんは!はよ起きや!」 と、私そっくりの口調で娘にたたき起こされるようになるだろう。

その31 「実録!母と娘の会話」

会話について

しばらく連載(?)を休んでいるうちに、娘もどんどん大きくなり、もうすぐ2才になろうとしている。
ちょっと助詞があやしいながらも、2語文を話すようになってきたし、こちらの言うことはほとんど正しく理解できるようだ。

(のぶお注:原稿執筆時点。打ち込み時点では2才3ヶ月強。2語文どころか、ぺらぺらとしゃべっている。)

会話ができるようになってきたのは、うれしい限りである。
ただ、時々聞き間違うのか、自分の理解の範囲を超えてしまったのか、とんでもなくトンチンカンなことを言い、大笑いさせてくれる。

この間、保育園からの帰り道、さびれた商店街の中を車で通りかかったときのことである。
大きなお茶屋さんがあり、工場ももっているようで、その時お茶をいるいい匂いがしていたので、私は思わずチャイルドシートの娘に話しかけた。

「お茶屋さん、いい匂いするなぁ」 すると娘はニコニコしてウンウンとうなずきながらこう言った。
「おっさん?いいにおい?」 私は大笑いしながらも、「おっさんの匂いは、ちょっといやかも・・・」 と思ってしまった。

それから、このごろ何かを一生懸命話す時、その話の内容にあった表情をするのも娘がこっていることの1つである。

山中家の旅行記にもあるが、夏にグアムへ行った。
飛行機の窓から外を見てひと言。
「あかんなぁ、これは。」
さらに下唇をつき出し、みけんにしわを寄せて、
「あかんなぁ、これは。」
と何度もくり返す。
何が 「あかん」のか、よくよく聞いてみたところ、いつもは頭よりはるか上にある雲が、自分より下に見えたのが気に入らなかったらしい。
ふくれっつらがかわいらしくてほっぺたをつついてみると、つられて 「えへへ」 と笑いだした。

これからもいっぱいいっぱい娘と会話をしていきたいものである。

その30 「ほんとに かわいそうなの?」

ひとりっこについて

この11月で娘は2才になる。
いつのまにか歩くようになり、しゃべるようになり、唄うようになっている。
大したもんである。

ところが子供が2才にもなると、私を見る周りの目も変わってきているようになる。
「そろそろ2人目を・・・」 というわけだ。
しかし、私は声を大にして言いたい。

「私は2人目は産まない。」

以前から事ある毎に書いてきたと思うが、元々私は子供が好きではない。
多分、ダンナが私の夫でなければ、1人目も産まなかったであろう。
しかし、こう言っているからといって、娘はかわいいし、自分の身をけずっても守ってやりたい程愛している。
娘がいることによって発生する数々の足かせも納得しており、ダンナに向かって 「あなたが子供ほしいなんて言うから・・・」 とか言うつもりもない。
しかし・・・子供は1人でいい。
ここにはっきり理由を明記しておこう。

  • 1人をじっくり育て、自分もじっくり母親になっていきたい。
  • 子供の小さな成長も見落とさずに観察していきたい。
  • 自分にいくらか精神的な余裕をもって、育児と仕事を両立させたい。
  • 子供がいるということで自分の人生設計を変えたくないし、あきらめたくない。

以上である。
細かく説明しだすときりがない。
この4項目のすべてをクリアしようとすると、今の状態がベストなのである。

よく 「ひとりっこだとかわいそうだ」 と言われるが、私の周りにいるひとりっこの友人で、 「自分は不幸だった」 と言う人はいない。
同朋がいないことでデメリットもあるがメリットもある。
同朋がいることでメリットもあるがデメリットもあるだろう。
同じである。

私自身、妹のきんぞうちゃん(仮名)とは、6才も年令差があり、それこそ小さい時はひとりっこのように育ったが、不幸だと思ったことはない。

人の価値観なんてものは様々である。
私には私の考え方があるし、他人が何を考えていても、それについてとやかく言うつもりはない。
このごろ3人も4人も子供がいる女性もいるが、それは、その人の価値観であろう。

とにかく 「2人目は?」 という目線で見るのはやめてほしい。
私はこれでいいし、娘にもひとりっこなりのしつけをするつもりでいるのだから。