東京医科大学の問題から考える

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東京医科大学の入試で、女性だと一律原点されていた問題。
それは、ただ単に性差別だよねって話ではないですね。

日本人の仕事観

女性は結婚や出産で退職してしまうっていうけど、退職は結婚や出産だけがきっかけじゃないですよね。
日本では、長らく終身雇用が当たり前だったし、今でも基本的には職を転々とするとイメージが悪いって気がするのは、私だけじゃないと思います。

なので、結婚や出産だけでなく、病気とか怪我で一旦離職したら、元の仕事に戻るのがむつかしいっていう面がありますね。

仕事に対する評価の問題も

終身雇用が当然だったし、年功序列が当然だったし、そうすると途中で仕事を辞めたり休んだり変わったりすると、「さて、この人の賃金はいくらが妥当か?」っていうのが分からなくなるんじゃないかな?って感じます。

ここが、仕事の出来栄えで賃金決まると、退職しても転職しても、復職した時に能力を評価して賃金を決めればいいし、賃金が気に入らなければ他所へ行けばいいって事になるんですけど、日本人はその辺苦手ですよね。
日本人は、最終学歴とか年齢とかそれまでの経験とか資格とかの判りやすい物差しを使います。 仕事の能力っていうわかりにくい物差しではなく。

なので、ブランクのある人を正しく評価(高くも低くも)出来ていないんじゃないか、と。
働く側も、雇う側も、きちんと評価して納得して働ければ、これに越したことはないですから。

働き方改革っていうのはね

働き方改革っていうのは、残業代をどうにかごまかすとかそういう話ではなく、働く側も雇う側も、意識の改革が必要なんだよって事だと思うんですよね。

少子化だとか労働人口が足りないとかわかってるんだから、事情があって辞めた人が戻りやすいようにするとか、そもそも辞めなくても良いようにするとか、そこを考えていかないとね。
少なくとも、出産や子育ての可能性があるから点数下げるっていうのは、まったく違う話だとおもう。

人手不足だっていうのに人件費を削る話しか出てこないようでは、改革からは程遠いという気がします。

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