001063:航空管制って・・・

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何となくasahi.comを眺めていたら、以下の記事が目にとまった。

asahi.com(朝日新聞社):「TAKE―OFF」は事故の元 管制時の使用制限へ - 社会

何でTAKE-OFFが事故の元なのか、一瞬わからなかったけど、記事を読んで理解できた。
要は、「離陸に供えて待機せよ」 とか、「まもなく離陸可能」 みたいな言葉が、無線の都合で一部聞こえなかったり、パイロットの思い込みなんかで 「離陸してよい」 みたいに聞こえると危険ってことなんだね。
なるほど。

で、

「離陸」という用語は、583人と史上最悪の犠牲者を出した77年のスペイン領テネリフェ島のジャンボ機衝突事故でも問題となったことがある。

から

事故後、「離陸」は離陸の許可または取り消し以外には使わないよう、多くの国が取り組んだ。日本も、国交省監修の航空関係者向けのマニュアルには同様の記載がある。

のに

しかし、管制官に準拠が義務づけられている業務規定には記述はなく、自衛隊の管制官らは先のマニュアルを必ずしも読んではいないため、徹底されていなかった。

だそうだ。

新千歳では自衛隊が管制を担当している。
これは、自衛隊と民間が共用している空港だから仕方ないけど、だったら

自衛隊の管制官らは先のマニュアルを必ずしも読んではいない

っていうのはどうだろうなぁ。
民間機の管制するなら、読んで下さいって思うのは、私だけ?