000872:産地偽装と有毒食品

もう、後から後から出てきますね、この手のニュース。
あきれて物も言えません。っていうか、言うんですが。

三笠フーズのニュースでちょっと気になったのは、他の産地偽装のニュースと今回の有毒な食品の流通が、結構同じようなトーンで報道されているように感じたことです。

中国産の安いうなぎを、三河産の高いうなぎと偽って儲けたっていうのは、悪い奴だとは思いますが、食品として危険ではないなら、まだましかな、と思うんです。
(もちろん、その中国産うなぎに、何かまずい成分が検出されていたなら、話は別ですけど)
でも、今回の三笠フーズがやった米の問題は、毒入りの米を大丈夫と偽って売ったわけで、食品として危険なものを流通させたってことで、うなぎの件とは明らかにレベルが違う。

ま、三笠フーズのような会社は、つぶれてください。

それよりも、事故米を工業用に限定して払い下げるなら、せめて砕いてから売るとかしましょうよ。
砕くにもコストがかかるでしょうけど、安全のためならしょうがないような気がします。