000277:家族そろってお休み

2車3人制の勤務というのは、「勤務・勤務・休み」の繰り返しです。
なので、「何曜日が休み」というのはありません。
でも、嫁さんや娘は土日が休み。
なので、3人そろって休みっていうのは、3週間で土曜日1回と日曜日1回ということになります。
しかも、私が休みの日には嫁さんの当番があたっていることが多いので、なかなか3人とも休みという日はないんです。

ところが、今回11日は3人が休みということで、木下大サーカスを見に行きました。
サーカスというのは、本当にすごいなぁと思います。
出し物と出し物の間の、準備の手際よさ。ピエロが登場したりして場をつないでいく。
本当に、お客さんを退屈させないために、みんながベストを尽くしています。

タクシーも、全乗務員がきちんとお客さんのことを考えて行動しなければいけないとつくづく思いました。
ヤサカタクシーは、親切で丁寧で清潔で快適だというイメージを作り、守り、育てていく。
誰かが乱暴な運転をしたり、洗車がいいかげんだったり、接客態度が悪かったりしたら、それが全体のイメージになります。

実は、10日に乗務した車の窓が汚かったので、出庫前に管理職にみてもらいました。
そうしたら、

「そんなに目くじら立てるほど汚くないのでは?」
「山中さんは、神経質?」
みたいな話に・・・
私を神経質と言うとは、何を考えているのか?と、話を聞いた嫁さんはあきれていましたが・・・って、おいおい!
どう見ても、タオルで拭いた跡が残っている状態っていうのは、一番恥ずかしいと思うんです。
拭いていなくて指紋やなんかがついているのは、「前に子供でも乗ったかな?」と思うけど、タオルの跡ってのは、お客さんがつけるものではないですよね。
乗務員がいい加減だという証拠なのです。

ぶちぎれた私は、窓を綺麗にしてから、もう一度見せました。
「この窓をみて、やっぱりさっきの窓は汚くないですか?」と。
「お客さんに指摘されたら、『お客さんは神経質ですね』って言うんですか?」と。

恥ずかしい話ですが、タクシー会社の管理職ってのは、この程度のレベルなんです。
本当にお客さんのことを考えていれば、こんなことはないはずなんですけどね。