今日は、嫁さんの遅い日だったので、定時過ぎに会社を出ました。
急いで歩いて駅についたら、思っていた電車の１本前の電車がまだ止まっています。
「ラッキー」と思ったのですが、どうも様子が変です。電車のドアから身を乗り出して見ている人、ホームから眺めている人・・・

その視線の交差するポイントは、何両目かのドアでした。何気なく歩いていって見てみると、ドアの中の人だかりのなかにぽっかり空いた場所があって、そこに高校生が倒れていました。
顔色が悪い（というか白いっていうか青いっていうか）ので、多分貧血なんだろうな・・・と思ってみていると、車掌さんが駅員さんを呼んで来ました。

とりあえず周りにいると邪魔になりそうだったので、別のドアから乗り込みました。
しばらくして電車が動き出し、車内アナウンスが流れます。

気分の悪いお客様がありました。ご迷惑をおかけしました。・・（中略）・・
この列車は約７分遅れて発車いたしました。・・（中略）・・お急ぎのところご迷惑をおかけしました。

まぁ、良くあるアナウンスなのですけど、何だか違和感が・・・
多分、その高校生は降りたのだと思うのですけど、そう何度も「ご迷惑」を連呼されたら、乗っていられないだろうなぁと考えると、これって結構キツイよね・・・と。
ここはやっぱり

気分の悪いお客様がありましたため、この列車は約７分遅れて発車いたしました。
お急ぎのところご協力ありがとうございました。

ってな感じが良いかと思いますねぇ。

まぁ、車掌さんに悪気がないのは分かっているのですが。