000092:胆のうを取りました

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今回、ようやく痛みの元凶である胆のうを取りました。

2004/05/14
08:40までに日帰り手術部へ来るようにと言われていましたが、嫁さんの職場で手術を受けるわけなので、出勤する嫁さんと一緒に病院まで行きました。
おかげで時間より早く着きました。

早速着替えてベッドで寝ます。脈拍・血圧と体温の測定をしました。あと採血。
嫁さんの駐車場からもりもり歩いて、おまけに3Fの日帰り手術部まで階段で昇ったので、血圧は結構高く脈拍もなかなかのものでした。

しばらくTVでも見て待っていてくださいといわれ、TVを見ていました。
しばらくして、手術室へ行くことに。この段階ではまだ歩けますから、歩いて手術室へ行きました。

手術室では、嫁さんとその一味が待ち受けていました。マスクをしているので、ぱっと見では誰が誰だかわからないかと思いましたが、結構わかるもんですね。

で、名前の確認です。
患者を間違えると大変なので、これは大切なチェック事項なんですが、嫁さんが旦那に確認するのもおかしいので、これは新人の仕事に決めた様子。
みんなにくすくす笑われながら名前の確認をしました。

その後、ベッドに移され、裸にされ、麻酔科医の説明を受けながら、手術室の廊下を進んでいきます。結構ドラマチック。手術室は7番でした(壁に7と書いてあるのが見えました)。

「ドラマみたい」と言うと、麻酔医から、「この後もっとドラマみたいですよ。ライトもあってね~」といわれました。確かに、無影燈の下について天井を見上げる構図、まさにドラマの患者の視点ですね。

てきぱきと装置が取り付けられて、左手から点滴が入ると同時に、マスクをして、3つ数えるともう意識がありません。

気が付くと、元の日帰り手術部のベッドの上でした。16:00ごろのことです。つまり9:30ごろから16:00ごろまで、意識はなかったわけです。以下、嫁さんから聞いた話。

11:00すぎに手術が終わり、11:30ごろ手術室を出たようです。タバコを吸うので、麻酔のさめしなにちょっと喘息っぽい息をしていたそうです。あわや再挿管というところだったとか。それで30分退室が遅れたわけですね。手術が終わってから、色々しゃべったらしいですが、な~んにも覚えていません。ちなみに、浮気をしていると、この麻酔のさめるときに浮気相手の名前を口走ったりするらしいですよ。お気をつけください。

11:30に手術室を出て、日帰り手術部に戻った(らしい)後、寝ていたようです。嫁さんは次の別の手術が終わって13:00過ぎに交代してから様子を見にきたようです。そのときパンツとパジャマをはかせてくれた(らしい)のですが、これもまったく覚えていません。この際、色々としゃべっていたようですが、これも記憶にございません。

16:00過ぎに、2度目様子を見にきてくれた際には、もうはっきりと覚えています。とにかく前日の22:00以降水も飲んでいないので、のどが渇きました。口をゆすいでもいいということで、氷水でゆすいで、その後、車椅子に乗って病室へ移りました。

仕事が終わってから、もう一度嫁さんが様子を見に来てくれました。娘が学校から帰ってくるので、すぐに帰っちゃいましたけど。18:00以降水分はとってもよいとのことで、徐々にお茶を飲み始めました。ご飯は明日の昼からです。

2004/05/15
この日は、朝ご飯はまだありません。定期的な検温や血圧の測定のみで、特にすることもありません。多少痛みはありましたが、歩けなくもないので、タバコを吸いに喫煙コーナーへ行ったりしていました。

お昼は、久しぶりの食事。ご飯はおかゆでしたが、おかずは普通でした。いいのかな?っていう感じ。ま、おいしかったので良しとしましょう。

この日、娘は児童館の催しに参加していて留守だったので、昼間に嫁さんが見舞いに来てくれました。まだ点滴の横から痛み止めが入っていたので、痛みはそんなにありません。おしっこの出るとき、出終わるとき、くしゃみ、せき、鼻をかむときには、多少痛みましたが(笑)

たまたまうちの母親の仕事が休みだったので、娘は夕方から実家へ行くことにしておきました。こうすることで嫁さんもバレエのレッスンにいけますからね。普段は私が娘と留守番をしているのですが、入院ではどうし様もありませんので。

2004/05/16
朝から雨で、鬱陶しいわけですが、どうせ入院患者なので、あまり関係はありません(笑)

この日は、午前中、嫁さんはバレエの発表会向けの練習があり、これもあったので、娘はお泊りな訳です。で、昼から合流して、二人でお見舞いに来てくれました。勿論私も嬉しいわけですが、なんだか娘も嬉しそうです。やっぱり寂しかったのかな?

病室でなんやかんや遊んでいると、私の携帯がなります。家族がここに居るのになるなんて、まさか仕事?ってな悲しい想像をしてしまいましたが、なんと友人Gからの電話でした。

前に電話をしてきたのは、彼にこどもが生まれたときだったろうから、もう4ヶ月くらい前でしょうか。友人Gとは、そんなスパンでしか連絡を取り合わないくせに、もう20年近くの付き合いです。その久しぶりの連絡が、入院中だなんて!それも3泊4日という短期入院の間に!

「ほな見舞いにいかなあかんわな~そら」ということになり、来てくれました。まぁ、胆のうを取ったわけでうつる病気でもないので、おちびちゃんも一緒に来てくれました。なかなかかわいい。

にぎやかな一日になりました。

2004/05/17
さて、退院の日です。もう、退屈していますから、朝食が終わったら、着替えて部屋を片付けて、荷物をまとめて、いつでも退院できますよ状態でTVを見ていました。すると「最後におなかみとくね~」と主治医の先生登場。帰る気満々の私を見て、あきれたでしょうか?

10:00に計算書が出来るので、日帰り手術部へ取りに行きます。退院に際しての説明を受け、薬ももらっているし、次の受診もないので、「はい、さようなら」という感じ。お世話になりました。

親父のタクシーに迎えに来てもらって、家に帰りました。夕方、娘と嫁さんが帰ってきて、3人でお祝いに焼肉を食べに行きました(いいのか?)

おまけ

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今回、胆のうの中にあった胆石です。

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半分に割ると、中はこんな感じです。