000909:その38 週末には娘と花を買って...

買い出しについて

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土日のどちらかに食料品の買い出しに行く。
我が家では1週間分の食糧を休日にどかっと買うので「買い物」ではなく「買い出し」である。

娘もわりと機嫌よくしている事が多い。
ただし彼女は試食が目当てで、途中で買い物カート(子供いす付)から勝手に降り、人でごったがえす通路をひとりでちょこまか移動していく。
私やダンナがやっとおいつくと、ウィンナーの試食コーナーのまん前に立ち、もの欲しそうにおばさんを見上げていた。
「穴があったら入りたい」というのは、このような時の気持ちだろうなぁと実感。

...と、このようにいつもの買い出し風景なのだが、このごろちょっとした楽しみを見つけた。

いつも行くスーパーは入り口のところに花屋がある。
場所柄切り花が多く、なぜかすごく安いのだ。
両手にいっぱい荷物があっても必ず花を買うことにしている。

どれにしようかなぁと迷うのも楽しい。
この花は温度が難しいから...と思った花が意外に長くもったり、この花は水かえるだけでいいから...と思った花が翌日にはダメになったりでなかなか思うようにならない。
それもまたいいのだけれど。

我が家のキッチンのシンクのそばにはいつも何かしら花がある。
私にとってささやかなヒーリングである。
近ごろは娘も花選びに参加している。
彼女がどのような好みで花を選んでいるのかはナゾだが、このあいだなんかエンジ色の小菊の束を持って「これにする」といった時は、のけぞってしまった。
もっと子供の目をひくようなきれいで派手な花がいっぱいあるのに...。

今、キッチンでは娘が選んだピンクのチューリップと、ダンナが選んだ白いグラジオラスが仲良く並んでいる。

なんだか少しうれしい気分になる。