000891:その22 教習所へ行こう!

長期休暇の過ごし方について

内緒の話なのだが、私は今、教習所に通っている。

娘もめでたく順調に保育園に通っているし(カゼをひいてしまったが・・・)、私は家でひとりぼっちである。
それなら早く仕事に復帰しろという声が聞こえてくるようだが、いざとなるとなんとなく 「ダラダラ休み」 を手放すのもおしい気がするのだ。

それなら何か自分の身になることをしようと思った結果が、教習所であった。

10代の頃からバイクの免許がほしかったので、普通二輪(昔は中型二輪といったが・・・)の教習を受けることにした。

予想はしていたが、教習所は若い子達でいっぱいである。
特に二輪は16才から免許がとれるので、私の半分位の年齢の子も多い。
ズボンを腰までずらして(私は勝手に 「短足ルック」 と呼んでいる。)、ピアスして金髪の男の子達が、神妙な顔でバイクに乗っているのを見て、「今時の若いモンは・・・」と、おもしろがっている。

教官も慣れているのか、彼らとふつうに会話して、上手に操っているという感じ。
かえって私のように年齢30にしてバイクの免許をとりたがる 「おばさんライダー志願者」 の方がめずらしいらしく、教官にも 「なんで(今さら)バイクの免許とるの?」 とよく聞かれる。

なんで・・・って言われてもねぇ。
仕事が休みだから、としか言いようがない。
すると、ちょっと 「?」という顔をされてしまう。
それが不思議でダンナに言うと、「そりゃ、こんな暑い中、そんな消極的な理由で教習に通う人めずらしいからや」と笑われた。
確かにバイクの免許とっても、乗る予定はない。
タイやインドネシアじゃあるまいし、8ヶ月の娘を背中にくくりつけてバイクに乗るわけにもいかないじゃない。
ドライブだって車のほうが便利で快適だし。

私は長期休暇を積極的に過ごそうと教習所へ行っているのだが、バイクに乗りたくてしょうがない人から見れば、すごく消極的な理由に見えちゃうんだろうなぁ。