000901:その17 おばあちゃんパワー さくれつっ!

おばあちゃんと孫について

前回、子供の成長度をくらべる母親について書いたが、もっと強烈にすごいものを発見した。

私と娘は、午前・午後・夕方と3回戸外へ出て遊ぶ。
余談だが、そのため娘は日焼けしてすでに小麦色になってしまっている。

うちの近所は、0才、1才児が多く(なんと、半径50m内に7人!)、散歩をしていると必ず誰かに出会う。
それは別にかまわないのだ。
この少子化時代に、同年代の子がたくさんいるというのは、親にとっても子にとっても喜ばしいことである。

ところが、ここにやっかいなものが出現する。
それは 「おばあちゃん」 である。

子供の両親(つまり私達)は、もちろん 「我が子は誰よりも1番かわいい」 と思っているが、ある程度現実的な目も持っており、ちょっと他の子より目が小さくても足が短くても 「まあ、こんなものだな。
私達の子なんだから。
」 とも思っている。

しかし、おばあちゃんはちがう。
いつでもどこでもどんな時でも、自分の孫が一番すぐれていないと気がすまないのだ。
特に、女の子のおばあちゃんは外見を気にする傾向がある。
私の娘と自分の孫を見比べて、「この子は鼻が低くて・・・」と笑いながら、孫の鼻が真っ赤になるまでつまみあげたおばあちゃんがいて、私は目が点になってしまった。

顔は笑っていても、目はマジである。
はっきり言ってコワイ。

私の娘(5ヶ月)と自分の孫(3ヶ月)を見比べて、「こんなに大きさがちがうのに、同じ学年だなんて、うちの孫はソンですね。
」 と真顔で言ったおばあちゃんもいた。

おいおい、私の娘は11月末の生まれで、それでも遅いほうなんだ。
4月、5月生まれの同学年の子なんて、もう歩いてるよ。

ま、笑い話ですんでるうちはいいけど、ワケもわからんいいがかりをつけるようなまねはやめてほしいと、切に願っている。

くわばら、くわばら。