000886:その03 顔色がみかんと同じ色に

黄だんと光線療法について

子供に黄だんが出た。
光線療法されることになり、母児同室もできなくなってしまった。
しかし、私はちょっとそれを喜んだ。
"帰ったらイヤでも自分で世話をすることになるのだ。
今は看護婦さんに見てもらおう" と考えたのだ。
同室のお母さん達は、光線療法するのがショックで涙ぐんだりしていたが、私は場違い的にニコニコしていた。

結局、母児同室していたのは3日目の3時間ほどだけ。
その後我が娘は、アイマスクをされ保育器の中で42時間あまりも光線を浴びていた。
同室時、たしかに黄色いな、とは思ったのだが、あまり気にしていなかった。
(今思えば、みかんと同じ色になっていた) 私と同じ日に退院できないと、また迎えに来るのが面倒だなぁとか、見当ハズレの心配ばかりしていた。

しかし、めでたく母児共に同じ日に退院することができた。
黄色いのはまだ黄色いが、母乳なのでしかたないなぁとしか思わず、今に至っている。
ちなみに子供は1ヵ月検診の時もまだ黄色っぽかった。
今(1ヵ月半)になって、やっとすこしひいてきたように思える。