000875:その02 授乳の悲劇

乳頭マッサージについて

子供の吸引力がすごいのか、私のお乳がやわなのか、授乳をはじめたその日のうちに、乳頭(乳首の先)が水泡になり、大きなかさぶたになってしまった。
これにはまいった。
子供にしてみれば、お乳を吸うのは死活問題で、必死で吸い付いてくるのだが、母体としては、はじめてのお産でいきなり多量のお乳が出るはずもない。
需要と供給のアンバランスは、いかなる時も悲劇を呼ぶこととなる。
私は授乳のたびに、すごく痛い思いをし、あやしげなくすりを乳首に塗られ、サランラップで保護するという生活が2週間ほど続いた。

助産婦さんの話によると、やっぱり産前の乳頭マッサージはとても重要らしい。
サボっていたのが大バレしてしまった。
それともうひとつ。
医学的な根拠はまだないらしいのだが、冷え性の女性は乳頭のトラブルが多いとのこと。
抹消の血液循環が少ないということは乳頭も血液が少なく、切れたりすることが多いらしい。
これから子供を産もうとしている方、手足の冷えには要注意ですゾ。