000807:マタニティ日記/その13 親の心、子知らず・・・

10月4日 胎児の成長について

最近は2週間に1回の割合で病院を受診している。産科にはいろいろ便利な機械がたくさんあり、それをながめているだけでもわりと楽しいのだが、その中でもエコーの画面がいちばん楽しい。胎児の様子がすごくよくわかるだけでなく、頭の大きさや足の骨の長さから、今何週程度の大きさかとか、出産の予定まで計算してくれるすぐれものである。

ところで、私の腹の中の子は、最初 「小さ目ですから、1週間か10日くらいは予定日から後ろへずれるでしょう。」 と言われていた。ところが、今回受診してみると、 「大きくなってますね。だいたい37週くらいの大きさです。」 と言われてしまった。

おいおい、私はまだ妊娠33週なんだぞ。4週間分も先に大きくなってしまってどうするんだ。腹の皮がもたないじゃないか。おまけに「体重は2100gぐらいです。」とまで言われてしまい、このまま40週まで腹の中に居座られると、400g近くなるんじゃないかと大変不安に感じている。私は、2500gの正常値スレスレでの出産を期待していたのに、はかない夢となってしまったようだ。なかなか、親の思うようには子供は成長してくれない。胎児の今でさえこうなのだから、生まれてから先のことが思いやられる。

余談だが、エコーで胎児の顔を見ている時、たまたま口をポカッとあけてあくびをしたり、首を振って 「イヤイヤ」 をしたりしていた。手を口元へもってきたりもして、なかなかかわいらしいしぐさが見られた。あのエコーの機械、ぜひ家庭に1台備え付けたいシロモノである。