000793:パパ日記/その05 見習いパパとママ実習生の違い

ここんとこ、のぶおの文章が少なく、画面がみどり一色となっている。
(注:昔は手でHTML文書を書いており、誰が書いたかを背景の色で分けていた)
これではいかんと、重い腰をあげたわけだが、日々妊娠期間が進んでいく妊婦とは違い、妊夫(?)はその実感が無い。

母性は妊娠中に、父性は出産後に芽生えるものらしい。
しかし、妊娠期間中も、胎児は外界の音を聞き、何かを考えているはずである。
そこで、母親教室でも言われたので、ちょくちょく声をかけるようにしている。
ここで問題なのが、胎児の生活サイクルが父にはわからないということである。

母は、胎動を直に感じるため、胎動を感じた時に遊んであげればいいのであるが、父は胎動を直接感じることが無いため、父の気の向いた時に遊ぶことになる。
これは、胎児にとっては非常に迷惑なことであろう。
父は非情にも、寝ている胎児を起こしてまで遊ぶのである。
外からパシパシと刺激を与えて起こし、名前を呼び、胎動を少々感じたらおしまい。
母は、「かなんなー、パパは」などと、早くも娘と徒党を組み、父をけなすのである・・・

まあ、胎児にしてみれば、こんな迷惑な話も無いので、母のいうことも分からなくはないが・・・

さて、最近は胎児もかなり大きくなり、外からでもだいたいの位置がわかる。
昨日はこっち、今日はあっちというふうに、居心地のいい場所を求めて、右へ左へと動いている。
背中をトントンとたたくと、手や足をバンバンと動かしてくれる(動かすまでトントンしているという噂もあるが)。

こうして少しずつ父性が芽生えていくのかも・・・・